一攫千金ギャンブル体験談:運命を変える瞬間

20歳女性、ビギナーズラックでパチンコに買ったけど友達を優先

私には高校時代にとても仲の良い女友達が3人いました。

学校でもいつも一緒でしたし、放課後に一緒に遊びに行ったり、週末に一緒に遊んだり、テストの前には一緒に誰かの家に集まって勉強をする仲でした。

そんな私達も高校を卒業後は、就職したり、進学したりで、バラバラな所に住むことになりました。

私自身も実家からずいぶんと遠い都会へ就職しました。

でも高校を卒業してから約2年後に、みんなで地元で集まった機会がありました。

そしてみんなで一緒に食事をしながら、お互いの近況報告などで盛り上がって楽しく過ごした後に、みんなで映画を見に行こうということになりました。

でもその映画の上映時間まではまだ時間がありましたので、その間の暇つぶしにみんなで「パチンコに行ってみよう」と誰かが言い出して、みんなでちょっとだけのつもりで行きました。

私はそれまで父親や友達について行って、人がパチンコをするのを見ていたことはありますが、自分自身がパチンコをするのは初めてでした。

ですからやり方があまり分からなかったのですが、店員さんや親切なおじさんが教えてくれたので、球を購入して台を選んでパチンコをやってみました。

最初はただ球が下の穴に落ちて行くだけだったのですが、一度、当たりが出だした後は、どんどん球が増えて行って、パチンコ台のランプが激しく付いて、音も大きくなっていきました。

すると周りに友達やお店に来ていたおじさん達が私のパチンコ台の周りに集まってきました。

でも私はまったく初めてのパチンコの経験でしたので、どうしたら良いのか分からずにとりあえず、そのままパチンコをし続けました。

そして球はどんどん増えて行きました。

でも「映画の上映時間までの暇つぶし」のために行ったパチンコでしたので、勝ち続けている途中なのに、パチンコを止めなければいけませんでした。

それは勿体なかったけど、その時は友達と映画に行く約束をしていることを優先しました。

そしてその時に勝ったお金は友達にも分け与えました。

その後に映画をみんなで見に行きました。

高校時代の友達と久しぶりに一緒に過ごした時間はとても楽しくて良かったです。

でも、もしあのままパチンコを続けていたら、もっとお金を稼ぐことが出来たのではないかとちょっと心残りでした。

きっとビギナーズラックで勝つことが出来たのだと思います。

21歳男府中競馬場で会ったバンブーメモリーとビギナーズラック

50歳男性会社員です。

ギャンブルで印象に残ったエピソードを紹介します。

私が21歳で大学生だった頃、日本の世はまさにバブル景気でした。

当時、私は東京の武蔵野市在住の大学生で、大学の近くに府中競馬場があった影響もあり、大学の仲間と一緒に何度か足を運んでいました。

但し、地方出身の私は、お金がなかったので、見ているだけでした。

見ているだけでも、府中競馬場は、とても綺麗で気持ちが良くて、私のとっては、競走馬専用の動物園のような気分で、サラブレッドの息の粗さや動向を間近で眺めつつ、実は綺麗な女性も多かったので、色々な意味でリフレッシュできる場所でした。

一緒に行っていた仲間達は、当然、競馬がメインなので、お金を賭けて、一戦一戦に一喜一憂していました。

その週末も、また大学やバイト先の仲間と一緒に府中競馬場に居ました。

サラブレッドは本当に綺麗だと感心していました。

そんな中、一頭の馬に心が奪われました。

それがバンブーメモリーだったのです。

バンブーメモリーは、あきらかに他の馬とは違って、その落ち着いた雰囲気と持って生まれた気品を感じました。

その時は、馬のことは詳しくなかったので、どんな馬なのかはさっぱりわかりませんでした。

ただ無性に、魅かれるものがあったことを覚えています。

綺麗な青い芝やレース場もさることながら、私がこの府中競馬場で一番好きな場所、それがパドックだったのです。

パドックで見たバンブーメモリーに私は賭けました。

初めての競馬にお金を賭けた時でした。

掛けた金額は500円。

それでも貧乏学生だった私にとっては、なけなしのお金で、初めての馬券を購入しました。

買う前に仲間達からは、もうバンブーの全盛期は終わっているから、掻けない方がいいよとか、これからはオグリキャップだよとか言われ、バンブーメモリー1点買いは大反対されました。

それでも、何かに取りつかれた様に、私はバンブーメモリーを信じていました。

まさに一目ぼれです。

馬券は、購入方法にも1頭に賭ける単勝と呼ばれるものと2頭に賭ける複勝と言うものがあったらしいのですが、そんなことは知らず、バンブーメモリー単勝買いでした。

そして、結果は見事にバンブーメモリーが優勝し、20倍以上が当たり、1万数千円が手に入りました。

今思えば完全に所謂、ビギナーズラックでした。

訳がわからなかったけど、あの時のバンブーメモリーの表情やしぐさから感じたものは正しかったと、今でも思っています。

とにかく、人生で初めて買ったバンブーメモリーの馬券が当たり、500円が1万円以上になって嬉しかった。

実は、その後、調子に乗って、バンブーメモリー中心に馬券を買い続けました。

毎週毎週、通うようになりました。

結果は散々足るもので、大損し始めて、生活が困窮し始めたので、もう競馬場には行かなくなりました。

たまたま勝ったビギナーズラックに酔いしれた自分が馬鹿でした。

たまたまビギナーズラックで勝利したとしても、勝って兜の緒を締めよ。

調子に乗ってはいけません。

気を付けましょう。

でも、バンブー牧場は名馬を出し続けていますね。

素晴らしいです。

名馬オグリと同世代だったことが、悔やまれます。

でも、私はいつまでもバンブーメモリーファンです。

バンブーメモリー、お世話になりました。

いつまでも夢をありがとう!

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